INTERVIEW

Vol.7 パソナスタッフ 飯島真希さん

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皆さん、こんにちは。POWER BI FORUM編集部です。パソナの派遣社員として外資系クラウドコンピューティングサービス提供企業にお勤めの飯島真希さん にお話を伺いました。


Q1, 現在どんな業務を担当されているのですか?

会計の部門に所属し、経費などの予算と実績の集計作業と、各部署で比較検討に使うための資料づくりを担当しています。例えば、海外本社で管理されているデータのうち日本支社で使うものを揃え、ExcelやPowerPointで月毎の予算と実績の比較資料を用意し、各担当者へ配布します。そして分析後、修正予算を日本から本社に送信する作業をお手伝いしています。

本社からのデータの一部は、BIツールで共有されています。ただし、データの一部については日本支社に編集権限が無いため、本社に依頼しExcelファイルでデータを送付してもらい、そこからグラフやチャートを作成しています。そして、出来上がったExcelシートを関係者へ配布します。

現在の部署の上司は、新しいことや効率化にも大変積極的な方で、近いうちに日本でもBIツールを導入し、このような定例の分析のために用意する資料作成はオートメーション化する予定です。私もBIについてより多くのことを学ぶ必要が出てきたため、日々勉強中です。

新しいツールや技術に対して積極的でオープンな組織なので、資料やBIツールについて社内で時間のあるときに自由に勉強してよい、という環境で仕事ができるのはとてもありがたいと感じています。


Q2, 業務でBIツールを使われた印象を教えて下さい。

BIツールでとても便利だなと思うのは、常に最新データの集計結果を得られることです。Excelファイルを書き出して、その度に手順を追ってグラフを集計するといった作業が不要になります。今後は、これまで月毎に行なっていた定例の作業は、日本支社用のダッシュボードを作成することで、本社のデータ更新に従って自動的に反映される予定です。

その一方で、動的なデータであるがゆえに、気をつけなければならないことも出てきそうだと感じています。

いまの勤務先では、データをお渡しする先の関連部署の方々は、数字に対して大変シビアで、過去の数字について小数点以下まで問い合わせがくることも珍しくありません。やりがいもある反面、気を引き締めて業務にあたっています。

そのため、これまでのExcelやPowerPointのようなデータベースから切り離された静的データと違い、今日確認した数字が、明日には何らかの要因で数値が変わってしまうといったことも考えられます。そのような流動的かつ、リアルタイムで動くダッシュボードを使いこなすためには、いつ時点の数字を根拠に分析を行なっているのかなど、前提条件を共有し、数字の根拠を理解することが必要だと感じています。


Q3, BIツールについて、学び始めたきっかけは?

まるで以前からBIを使ってきたかのように話していますが、実はBIという言葉を聞いたのは、パソナのフォローアップのメールがきっかけです。Microsoft Power BIの発表時期のことですから1年ちょっと前のことだったと思います。

そこから、自分の業務でBIを使ってください、というところまであっという間に状況が変化していて正直少し驚いています。まだまだ、BIを使っているよ!という会社は少ないかもしれませんが、経営部門の部署で数字の処理や分析業務に関わるスタッフであれば、BIを知らないでは済まされない時代がやってくるのではないでしょうか。


Q4, ご自身のキャリアのためにどのような学習を行なっていますか?

これまでの職場で、これといってトレーニングや講習会があったわけではないため、VBAなどの知識はまさにオン・ザ・ジョブ・トレーニング、我流で学んだものです。

最近になって体系的な講習を履修して、知識を基礎からリフレッシュしているところです。


Q5, 今後のキャリアでチャレンジしてみたいことや学んでみたいことはありますか?

現在の業務は、自分で考えながら、新しいことにチャレンジできる環境のため、分析系の業務としてオファーいただいた中でも、とても満足度が高く、楽しいと感じています。グラフのひとつひとつにしても、何がベストかは私に任されていて、自分で考える必要があるため、やりがいがあります。BIツールもExcelも、ツールが洗練されてきた現在では、一度覚えてしまえば誰でもきれいなグラフが簡単に作れるようになっています。ですが、扱う数字の意味を理解し、ベストな形で見せられるスキルがあれば、資料を使われるマネージメントの方々にさらに細やかなケアができますし、自分がやったことに意義がうまれると思います。

また、データだけでなく、会計に深く携わる業務であることから、最近はもっと集計を行っている数字の内容を理解したり、経理の知識なども増やしたりしたいと感じるようになりました。もともと、効率化や業務改善といったことに興味があるので、BIやVBAなどのスキルで自分自身の仕事を効率化しながら、こういった新しい知識の勉強時間も確保していきたいと思います。

——ありがとうございました。