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便利なPower BIの機能アップ情報(2016年2月10日付け)

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こんにちは、POWER BI FORUM編集部です。

今回は、2月付けで発表されたPower BIの主要アップデートのまとめをお届けします。

 

組織外のユーザーとのダッシュボード共有が可能に

これまでは組織内のユーザーとだけ可能だったダッシュボード共有が、組織外のユーザーとも可能になりました。

組織内のユーザーとのダッシュボード共有の際に使っていた、ダッシュボードの画面右上「共有」ボタンをクリックします。「招待」のタブで共有したい組織外ユーザーのEメールアドレスを入力し、「共有」ボタンをクリックすると、相手にメールで共有先のURLリンクが送信されます。

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「組織外のアドレスです」という警告が表示されるので、十分宛先を確認のうえ、「共有」ボタンをクリックしてください。

メールを受け取った組織外のユーザーは、メールのリンクをクリックすればすぐにダッシュボードを閲覧することが可能です。アウントを持っていないユーザーは、アカウント作成後、サインインするとダッシュボードが表示されます。

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データの改変はできませんが、ゲストも、インタラクティブにダッシュボード、レポートを閲覧できます。

メールによって共有招待を受けたゲストユーザーにはダッシュボードの所有権がないため、データ改変は行うことはできません。また、もし共有の招待メールを転送されて別のユーザーがリンクをクリックしても、ダッシュボードを閲覧することはできない仕組みになっています。

閲覧が許可されていない旨が表示された場合、ダッシュボードの所有者に、メールで閲覧をリクエストすることもできます。このリクエスト機能を使えば、所有者と閲覧者の双方で、Power BIアカウントに使っているアドレスを確認する手間がはぶけるので、効率的に共有が可能です。

いったん招待したゲストユーザーの閲覧権限を解除したい場合は、対象のダッシュボードで「共有」ボタン→「共有先」タブを開き、閲覧ユーザーの一覧からユーザーごとに表示を停止する操作が可能です。

 

Admin Portal(管理者機能)の追加

大規模な組織でPower BIの利用を管理している方から要望が多かった、管理者機能が追加されました。Office 365で管理者権限を持っているユーザーがPower BIにログインすると、「設定」メニューから「Admin Portal」メニュー項目が選択できます。ここでは、ユーザー管理ができるほか、利用者がさらにWeb公開機能ができるか否かなどの権限設定が行えます。また、Office 365 Admin Centerへのリンクが用意されています。

現在は、まず基本的な機能のみの提供ですが、短期間のうちに機能拡充が予定されています。

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Admin Portalに用意されたユーザーのファイル共有などの権限を設定する画面。

 

クイックインサイトをPower BI Desktopで利用可能に

クイックインサイト(クイック分析情報)は、Power BIでデータ分析をはじめるユーザーのために用意された、自動的にダッシュボードを生成する補助機能です。手始めにどんなレポートを作成すればよいかわからない場合も、対象のデータセットを選択し、オプションのメニューから「クイックインサイト」ボタンをクリックするだけで、最大32個のタイルを含むダッシュボードが作れます。この機能が使えるのはオンライン版のPower BIのみでしたが、今回、Power BI Desktopでも、「Power BIへ発行」機能を使うことで、利用できるようになりました。

Power BI Desktopで「ファイル」→「発行」→「Power BIへ発行」を選択すると表示されるダイアログで、「クイックインサイトを取得する」をクリックします。すると、Power BI Desktopで、クイックインサイトが作成できます。

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Power BI Desktopの「Power BIへ発行」のダイアログ。

 

「Webコンテンツ」と「ビデオ」ウィジェットが追加

ダッシュボードに「Webコンテンツ」ウィジェットが追加され、画像やテキスト、ビデオに加え、リッチメディアコンテンツが追加可能になりました。たとえばTwitterのツイートのようなエンベッドコードが必要なコンテンツをタイルとして表示できるようになります。

また、「ビデオ」ウィジェットで、YouTubeなどをはじめとするビデオの埋め込みも可能になりました。

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「ウィジェットの追加」に「Webコンテンツ」や「ビデオ」が追加されました。エンベッドコードの入力などは「タイルの詳細」で指定できます。

 

SharePointでのデータ共有に対応

SharePointチームサイトに保存してあるデータをPower BIで使う手段は以前から公開されていましたが、 さらにSharePointのデータが使いやすくなりました。今後は、「データの取得」ボタンから「ファイル」を選択して、「SharePoint-チームサイト」を選びます。続いて、アクセスしたいチームサイト内のURLを入力し、「接続」をクリックし、データを取得できます。

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「ファイルの取得」から、SharePointチームサイトのデータにアクセス可能になりました。

いかがでしたか。今月もさらに便利になったPower BI。今日ご紹介した各種新機能をどうぞお試しください。