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高校生が起業にPower BIを活用!

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「データ分析」と言うと難しい印象がありますが、Power BIは決して難しいソフトではありません。アメリカでは、チャリティのために古着のファッションショップを立ち上げた高校生2人が、効率化のためにPower BIを活用しています!

 

夏休みにチャリティの古着ショップをオープン

シアトル高校に在学中の女の子、ジュリア・レゲラさん(16)とアバ・ザックさん(17)は、2016年の夏、ラス・ヴェガスの繁華街に、Hand Me Upsという名前の古着屋さんを開店しました。このショップは期間限定で、販売する衣類は、クラスメートやソーシャルメディアを使って集められたものです。商品はブランド名ごとに陳列され、売上はすべて環境保護基金や病気のこどもを助ける団体に寄付されます。

彼女たちが、売上や在庫管理、そして寄附金の管理に使ったのが、Power BIサービスとPowerAppsです。

 

毎日の売り上げをPower BIとPowerAppsで管理

どんな風にPower BIを使ったのか、お話を聞いてみましょう。

Q. どんなデータを記録しているのですか?

A. 全ての売上を管理しています。何時に何が売れたのか、また売り上げたアイテム数や、値段も全部記録しています。

Q. どうやってデータを収集しているのですか? 会計のたびにデータを登録するのは大変ではないでしょうか。

A. 売上の管理は、Square(日本でも利用できるスマートフォンを使った課金・クレジットカード決算が可能なアプリ)を使っています。このアプリを使うと、スマートフォンだけで会計ができます。お店の閉店後、SquareのデータをExcelのワークブックとしてダウンロードし、Power BIのファイルへ結合します。ファイルはOneDriveに保存してあるので、再読み込みするだけで、Power BIサービスに結果が反映できるようになっています。

Q. Power BIでは、どんなデータをピックアップして分析しているのでしょうか?

A. PowerApps(リンク:https://powerapps.microsoft.com/ja-jp/)を使って、お会計ごとに取得したい情報を追加できるようにデザインしました。また、お客さんには「どのチャリティに寄付することを望んでいるか」を選んでもらっています。対象の12のチャリティから1つを選ぶことで、売上は選ばれたチャリティへ寄付されます。そのため、12のチャリティから1つを選び、そして売上を計上する、という会計の流れを追加する必要がありました。

ダッシュボードに関しては、売上総額だけでなく、純利益を確認することが重要でした。夏休みが終わったら、その額をきっちり、チャリティに寄付する責任があるからです。

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データがあるとお店で助かることがいっぱいある!

Q. Power BIとPowerAppsを使ってみて、今回良かったと思ったことはありますか?

A. 私たち2人とも、このソフトを使ったことで、本当にいろんなことが分かりました。たとえば、何時頃にお客さんがたくさん来るのか、忙しい曜日、商品の値段ごとにどのくらいの利益があるかなど、確認できました。

こういったデータをもとに、朝10時にお店をあけて夜9時に閉店するまで、何時ごろならゆっくりできるかとか、お昼休みをとるならいつごろが良いか、を判断していました。余裕がありそうな時間に、集中して在庫の入れ替えや補充をしたり。しかもザッポスのCEO、トニー(・シェイ)や、このコンテイナー・パークのマネージャをしているマイケル・ドーンズは、私たちに「どれくらい売れてる?」とよく聞いてくるのですが、Power BIがあるので、すばやく正確な数字を伝えられます。また、最新のデータを見ながら話せるので、もっとお客さんを増やすための施策を考えるブレインストーミングの際に、とても役立っています。しかも毎日やることは、データを読み込むだけなので、時間の節約になっていると思います。

Q. モバイルも使っているのですか?

A. ええ、Power BIのデータを見るときは、ほとんどモバイルしか使っていません。すばやく見られるし、表示もキレイですし、細かいデータを見たいときもタップするだけで済むから、すごく便利です。見たいときにすぐに見られるので、モバイルバージョンはすごく気に入っています。

Q. 来年も使ってみたいと思いましたか?

A. もちろんです!Power BIは、ベンチャービジネスに最適のソフトだと思います。それに、こういうデータを人にすぐ見せられることは、チャリティ活動を行うにあたっては、口で説明するよりもずっと説得力があって、とても重要だと思います。

いかがでしたか? Hand Me Upsは夏休みを終えて、今年は閉店しましたが、彼女たちは、チャリティのクラウドファンディング「GoFundMe」でチャリティ活動を続けるそうです。スーパー高校生に見えるかもしれませんが、Power BIは本当に簡単で、時間短縮をしながら、小さなショップやベンチャーでの数字の視覚化に役立つことを、お伝えできたと思います。

小売業での活用例についてご覧になりたい方は以下のページをどうぞ。
「Power BI:小売業のケーススタディ」
https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/industries/retail/

この記事の元ブログ
「How two entrepreneurial teens tamed retail data and helped make the world a better place」
https://powerbi.microsoft.com/en-us/blog/how-two-entrepreneurial-teens-tamed-retail-data-and-helped-make-the-world-a-better-place/