TECHNIQUE

華やかな見栄えのイラストを使ったチャートが作れる「Infographic Designer」

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今回は、新しくリリースされた「Infographic Designer」カスタムビジュアルについてご紹介します。

 

個性的なイラストを使ったチャート

インフォグラフィックスとは、イラストやグラフを豊富に使い、視覚的に情報やデータを整理した表現方法です。チャート、インフォメーショングラフィックス、などとも言います。一般に、ExcelやPower BIなどで作成できるグラフ単体ではなく、グラフ(チャート)、イラスト、文字などを組み合わせてレイアウトしたものや、プログラムで動く手の込んだものを指します。

これまでPower BIでは、イラストを使ってレポートを作成することはできませんでしたが、「Infographic Designer」を使うことで、カスタムビジュアル内に用意されたシルエット画像や各自で作成したイラストを使ってチャートをよりインフォグラフィック的なものにできるようになりました。

 

「Infographic Designer」を使ってみよう

1)カスタムビジュアルギャラリーで、「Infographic Designer」をダウンロードし、Power BI DesktopもしくはPower BI オンライン版の「視覚化」ペインで「…」をクリックし、カスタムビジュアルファイルを読み込みます。

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2)あらかじめ数値を含むデータを読み込んでおきます。(ここでは、カスタムビジュアルと一緒にダウンロードできるサンプルデータを利用しています。)

3)視覚化アイコンをクリックして新規レポートを作成します。

4)「Measure(単位)」にデータフィールドの「Units」と、「Column by(列)」にデータフィールドの「Region」を選択しました。この状態では「Unit」 の数字が大きくテキストで表示されます。

5)チャートのウィンドウの右上少し下あたりにカーソルを移動すると、鉛筆マークが表示されるのでクリックします。

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6)ビジュアルの編集画面が表示されます。ここで現在「Text」と表示されている部分をイラスト図形に変更してみます。「Insert Shape」をクリック、続けて図形を選択します。

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7)そのほかにも、色やイラストの配置の仕方などが調整できます。以下は適用例です。

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イラストはオリジナルの図形を読み込んで、より幅広い表現を実現することも可能です。

以下には公開されているレポートを紹介します。サンプルデータはカスタムビジュアルと一緒にダウンロードできるので、ぜひそちらも眺めながら、Power BIで作るインフォグラフィックスを膨らませてみてください!

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PCのイラストを使用し、画面内の塗りつぶしの色と数字で数値の差を表現。コンピュータに関連したレポートをビジュアライジングするのに便利。

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棒グラフの上にイラストを配置したように見えるレポート。イラストは入れ替えられるので、トピックに関連したイラストを置けば、閲覧者の注意が引けそうです。

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イラストの「積み重ね」で棒グラフを表現できるオプション。例では、アルコールの地域ごと消費量を表現している。

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上記の例と同様なデータを、シェイプの中の乗り潰しで表現したオプションです。