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こんにちは、POWER BI FORUM編集部です。

Power BIの「BI」の意味について、詳しく知らないという方もまだまだ多いと思います。今回は、いまビジネス界でもIT界でもトレンドワードであるBIについて紹介します。

 

ビジネス全体が必要としているBI

BIとは、ビジネス・インテリジェンス(Business Intelligence)の略称です。その頭文字をとって「ビーアイ」と呼んでいます。Power BIのBIも、このビジネス・インテリジェンスの略称です。インテリジェンスは「知能」や「判断力」と訳されますが、あえて日本語にするなら、「ビジネス分析」といった表現がわかりやすいと思います。BIの分野は、モバイル通信の普及によってビッグデータの利用が盛んになった2010年代以降、注目度がどんどん高まっています。

BIの重要性が叫ばれる以前から、ビジネスではさまざまな数字を扱ってきました。売上や利益などの数字やデータを扱うだけであれば、エクセルの表やグラフ化されたレポートで十分でした。しかし、大量にあるデータから類似点や変化を見つけ出したり、複合的な条件や抽出などを経て状況を把握したりといった、経営判断へ導くためのデータ分析を行うには、データを関連づけたり組み合わせたり、必要な部分だけ抽出したりするなど、複雑な加工を行うスキルが必要になります。そこが、スプレッドシートを扱うExcelとBIの大きな違いです。

 

企業へのBIツールの導入も増加中

一般に、BI(ビジネス・インテリジェンス)は、ビジネスに関する数字から、経営判断や顧客動向、売り上げ分析などを行う技術や、ツール全般を指します。BIツールと言えば、Power BIのようにビジネスのデータ分析を得意とするツールそのもののことを指します。

Power BIの場合は、Excelから継承されたインターフェースとレポート作成機能、自動分析などを可能にする便利な機能がついており、データ分析の専門家ではないビジネスの担当者が、自ら分析を行えることから「セルフBIツール」と呼ばれています。セルフBIツールで手軽に社内での分析が可能になってきているのと同時に、BIツールをより詳細に使いこなせる人材の需要も高まってきています。

BIツールには、高価なものを含めてさまざまなものがありますが、多くのBIツールに共通する機能について2つのポイントを紹介しておきたいと思います。

(1)ダッシュボード
自動車の運転席や飛行機のコックピットにはダッシュボードがあり、そこには各種の計器からの情報が一覧できるようになっています。BIツールのダッシュボードもこれと同じで、刻一刻と変わるビジネスデータを一画面で確認できるようになっています。

ダッシュボードを作成するのにも、ノウハウがあります。たとえデータを一覧で表示できたとしても、見るべきデータをわかりやすく提示できなければ、ビジネスの判断には役立たないからです。また、ダッシュボードをチェックして実際の判断や行動に役立てることも必要です。会議の場や戦略判断のために、ダッシュボードを生かし、成果を出していかなければ、導入する意味がありません。

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Power BIのダッシュボード例。

(2)ビジュアライゼーション
Power BIの紹介でもたびたび話題になるのが、ビジュアライゼーションです。データを表のまま見るのではなく、データビジュアライゼーション(データの視覚化)をすることで、情報を読み取りやすくし、注目すべきあたらしい問題点を発見したり、複雑な情報をすばやく共有したりするのに役立ちます。今年前半に話題になった「パナマ文書」も、じつはデータビジュアライゼーションによって人物相関図が視覚化されたことで、重要人物のあらたな関与の発見につながったと言われています。それだけ、データを視覚的に表現することは、理解力や洞察力を拡張する手助けをするというわけです。

BIを最大限に利用したいならば、ビジュアライゼーション機能に優れたBIを利用する必要があります。

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Power BIの視覚化ツールは、地図へのデータマッピングなども行えます。

いかがでしたか?
今回は、ビジネスの現場で耳にすることが増えている「BI」について紹介しました。BIツールの格付けランキングでリーダー格に輝いたPower BIのニュースは、以下で紹介しています。ビジネスでの導入を検討中の方は、ぜひチェックしてみてください。

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